インボイス制度に対応した補助金
9月は台風14号・15号が連続して日本を襲い、2回もあった連休が台無しになりました。10月になって、すっかり秋めいてきました。しかし、ラニーニャ現象のため残暑が長引き冬の訪れは早く、意外と短い秋になりそうです。
新型コロナについても、オミクロン株に対応した、ワクチンが打てる状況になっておりますが、まだまだ予断を許さない状況です。
短い秋を楽しみつつ、出来ることを着実に実行していくことになりそうです。
さて、インボイス制度のお話ですが、2023年10月1日から開始されるインボイス制度を受けて、事業者は経費・受注システムの改修や各種ツール類の導入など、さまざまな対応を迫られています。
インボイス制度が開始するのは2023年10月1日からですが、開始日から登録を受けるには2023年3月31日までに登録申請手続きを済まさなければなりません。
ところでシステム対応することにつき、以下の補助金が設定されております。ご存じでしょうか?
(1) IT導入補助金2022(デジタル化基盤導入類型)
現時点で公募されているのは、11次締切分ですが、今後の公募期間(申請受付締切)は、以下のとおりです。
13次締切分 締切日10月17日(月)17:00(予定)
14次締切分 締切日10月31日(月)17:00(予定)
15次締切分 締切日11月14日(月)17:00(予定)
16次締切分 締切日11月28日(月)17:00(予定)
インボイス対応に伴う会計ソフトや受発注ソフトなどの導入に対して、5万円〜350万円の支給を受けられます。
(2) 小規模事業者持続化補助金
現時点で、公募されているのは、第9回公募ですが、今後の公募期間(申請受付締切)は、以下のとおりです。
第10回:2022年12月上旬
第11回:2023年2月下旬
いわゆる課税売上が1,000万円以下の免税業者でも、免税事業者が適格請求書発行事業者への転換に伴う事業環境変化に対応することに対し政策支援をするため、2021年9月30日から2023年9月30日の属する課税期間で一度でも免税事業者であった又は免税事業者であることが見込まれる事業者のうち、適格請求書発行事業者に登録した事業者に対して、補助上限額を100万円へ引き上げがなされております。
ただ、適用要件・適用対象については、留意が必要です。