公認会計士・税理士 中野会計事務所
月報

  日経平均7,000円割れ


 一庶民にはあまり実感がわかないのですが、折からのサブプライムローン問題を契機とする世界金融恐慌と、円キャリートレードの解消による円の買い戻しが進んだことにより、各国通貨に対して急激な円高となっています。
 対ドルだけがよくニュースで取り上げられますが、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドルなどは、さらに急激な円高となっているようです。
 こうした円高により、輸出関連株などが売られ、ついに日経平均は10月28日に一時6,994円という衝撃的な価格をつけました。7,000円割れは昭和57年10月6日以来で、実に26年ぶりの低水準だそうです。


(10月28日の日経平均株価)


 ところで、こうした株価の下落によって、保有する株式に評価搊が生まれますが、この場合の評価搊については、一般に税務上の搊金としては認められていません。しかし、特定の事実が生じた場合の評価搊の搊金算入の規定が適用できる場合がありますので御留意ください。
 具体的には、事業年度末において、保有する上場有価証券等(企業支配株式を除きます。)の株価が帳簿価格の概ね50%相当額を下回るような著しい低下がおきており、かつ、近い将来その回復が見込まれないときには、評価搊の搊金算入が認められています。




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